SPECIAL ESSAY
Vol.5

捨てることができる人は美しい Supported by MAQUIA捨てることができる人は美しい Supported by MAQUIA

大きな企画を任され、家と職場を往復するだけの日々が、長く続いたある朝。鏡に映った“どんより”濁る自分の顔に、ひどく動揺したことがある。毎日、最低限のスキンケアは欠かさなかったのに、重なる重責や滞ったままの状況に、どこかストレスを感じていたのだろう。単なるくすみとは異なる、暗く、淀んだ印象が、人を驚くほど疲れて見せるのだと、そのとき初めて知った。水は流れているから美しく、滞ってしまえば濁り、淀むだけ。同様に、停滞感は人から生き生きとした輝きを、いとも簡単に奪い取ってしまうものだ。だから、日常生活は停滞させず、くすませない。これがとても大事だということがよくわかる。たとえば、座りっぱなしが続いたら、5分でもいい、体を動かしてみる。日常生活がくすんできたら、モノを捨てる、模様替えをしてみる。人間関係に疲れたら、携帯を変える、旅に出てみる。たとえ小さなアクションでも、停滞させない意識が、新しい流れを確実に生み出してくれるからだ。美容についても同じで、ケアを続けているのに効果が感じられないと思ったら、まず、捨てる、流す。不要なものを捨てると、肌はキレイになろうと再生をはじめる。ぐっとあか抜けて見えるのはそのせいだ。いくつになっても“捨てることができる人は美しい”。そう言われるのは、再生のエネルギーに満ちあふれているからに他ならないし、捨てるから巡る。そう、これこそが洗練を生む秘訣! そして、何より、圧倒的な透明感を保つ特効薬なのだから。大きな企画を任され、家と職場を往復するだけの日々が、長く続いたある朝。鏡に映った“どんより”濁る自分の顔に、ひどく動揺したことがある。毎日、最低限のスキンケアは欠かさなかったのに、重なる重責や滞ったままの状況に、どこかストレスを感じていたのだろう。単なるくすみとは異なる、暗く、淀んだ印象が、人を驚くほど疲れて見せるのだと、そのとき初めて知った。水は流れているから美しく、滞ってしまえば濁り、淀むだけ。同様に、停滞感は人から生き生きとした輝きを、いとも簡単に奪い取ってしまうものだ。だから、日常生活は停滞させず、くすませない。これがとても大事だということがよくわかる。たとえば、座りっぱなしが続いたら、5分でもいい、体を動かしてみる。日常生活がくすんできたら、モノを捨てる、模様替えをしてみる。人間関係に疲れたら、携帯を変える、旅に出てみる。たとえ小さなアクションでも、停滞させない意識が、新しい流れを確実に生み出してくれるからだ。美容についても同じで、ケアを続けているのに効果が感じられないと思ったら、まず、捨てる、流す。不要なものを捨てると、肌はキレイになろうと再生をはじめる。ぐっとあか抜けて見えるのはそのせいだ。いくつになっても“捨てることができる人は美しい”。そう言われるのは、再生のエネルギーに満ちあふれているからに他ならないし、捨てるから巡る。そう、これこそが洗練を生む秘訣! そして、何より、圧倒的な透明感を保つ特効薬なのだから。

安倍佐和子

安倍佐和子ビューティエディター/美容ジャーナリスト

化粧品会社、出版社勤務を経て独立。女性誌や美容誌で編集・執筆活動を続けるほか、広告、マーケティング、トークイベントなど多方面で活躍。ホメオパスの資格を有し、フィトテラピーアドバイザーのスキルも。モード系メイクからサイエンス、ホリスティック系まで得意分野は多岐にわたる。著書に「人と比べない美人力の磨き方」(講談社)がある。

Instagram:@rebecca1224sawako