SPECIAL ESSAY
Vol.4

肌と佇まいに表れる美しい生き方 Supported by MAQUIA肌と佇まいに表れる美しい生き方 Supported by MAQUIA

20代の頃、「どんな女性になりたいの?」と聞けば、迷うことなく「洗練された女性」、そう、はにかみながら答えていた友人。どちらかと言えば、ファッションもメークも地味。けっして目立つようなタイプではなかったのに、先日、久しぶりに会った彼女は、はっと息をのむほど垢抜け、凛としたオーラに包まれていた。まとめ髪に仕立てのいい濃紺のスーツを着こなし、まさに「洗練された女性」、そんな印象だったのだ。聞けば、資格を習得し、現在は医療機関で働いているという。きっと責任ある仕事をまかされているのだろう。濃紺のスーツが、ぴんと背筋の伸びた彼女にぴったりで、まるで“清潔感”そのものを纏っているようだった。心理学で言われる「制服効果」は、纏う衣服で本人や他人の心理状態が左右されるというもの。なんとなく客室乗務員の制服姿に憧れるのも、それだけで素敵な女性に見える「制服効果」。そして、きっと彼女も、上質な濃紺のスーツにふさわしい女性になろうと、努力したに違いない。その結果が、彼女に洗練という称号を与えてくれたのだと思うから。そして、肌への影響も確かにあるようで。彼女はキャリアや生き方にふさわしい肌を手に入れたように見えた。毎日、ていねいなスキンケアを重ねてきたのだろう。メーク映えするというわけではないけれど、責任感や正義を連想させる、圧倒的なキメや透明感が、そのことを十分に物語っていた。ふと、思う。自分の肌はどんな人となりを印象づけるのだろうか。そしてあなたの肌は? キャリアや環境、生き方とあっているだろうか。忙しさに追われている時こそ、きっと必要なのだ。普段より少し長く、そして深く、自分の肌と生き方と向き合う時間が。20代の頃、「どんな女性になりたいの?」と聞けば、迷うことなく「洗練された女性」、そう、はにかみながら答えていた友人。どちらかと言えば、ファッションもメークも地味。けっして目立つようなタイプではなかったのに、先日、久しぶりに会った彼女は、はっと息をのむほど垢抜け、凛としたオーラに包まれていた。まとめ髪に仕立てのいい濃紺のスーツを着こなし、まさに「洗練された女性」、そんな印象だったのだ。聞けば、資格を習得し、現在は医療機関で働いているという。きっと責任ある仕事をまかされているのだろう。濃紺のスーツが、ぴんと背筋の伸びた彼女にぴったりで、まるで“清潔感”そのものを纏っているようだった。心理学で言われる「制服効果」は、纏う衣服で本人や他人の心理状態が左右されるというもの。なんとなく客室乗務員の制服姿に憧れるのも、それだけで素敵な女性に見える「制服効果」。そして、きっと彼女も、上質な濃紺のスーツにふさわしい女性になろうと、努力したに違いない。その結果が、彼女に洗練という称号を与えてくれたのだと思うから。そして、肌への影響も確かにあるようで。彼女はキャリアや生き方にふさわしい肌を手に入れたように見えた。毎日、ていねいなスキンケアを重ねてきたのだろう。メーク映えするというわけではないけれど、責任感や正義を連想させる、圧倒的なキメや透明感が、そのことを十分に物語っていた。ふと、思う。自分の肌はどんな人となりを印象づけるのだろうか。そしてあなたの肌は? キャリアや環境、生き方とあっているだろうか。忙しさに追われている時こそ、きっと必要なのだ。普段より少し長く、そして深く、自分の肌と生き方と向き合う時間が。

安倍佐和子

安倍佐和子ビューティエディター/美容ジャーナリスト

化粧品会社、出版社勤務を経て独立。女性誌や美容誌で編集・執筆活動を続けるほか、広告、マーケティング、トークイベントなど多方面で活躍。ホメオパスの資格を有し、フィトテラピーアドバイザーのスキルも。モード系メイクからサイエンス、ホリスティック系まで得意分野は多岐にわたる。著書に「人と比べない美人力の磨き方」(講談社)がある。

Instagram:@rebecca1224sawako