SPECIAL ESSAY
Vol.1

気高い白を着こなせるのは洗練された肌だけ Supported by MAQUIA

若い頃からずっと、上質な一枚仕立ての白いシャツを、まるで自分の肌の一部のようにさらりと着こなす、そんな大人の女性に憧れていた。いつかは私も、と試着を繰り返し、結局、泣く泣く諦める、そんなことが続いている。若いときは自分自身がピュアでフレッシュだから、等身大で白シャツも着こなせるけれど、大人にとっての白シャツはまったくの別物。着る人自身に知性とエレガンスが備わっていなければ、白の気高さに完敗、圧倒されるばかりだ。ましてや、くすんで乾いた肌では白いシャツを自分の肌の一部のように、なんてとうてい無理だ。この話をメーキャップアーティストの友人に話すと、「じつは私も。白いTシャツですら躊躇するようになった」と言う。なんでも、その差をじわりと感じはじめたのが30歳のころ。多忙な毎日のストレスが肌に影を落とし、艶まで奪われようになってからだという。同感だ。そのとき彼女と交わしたのは、“白”にふさわしい透明感のある艶肌を目指し、毎日コツコツ、スキンケアだけは続けていこう、そんな小さな約束。私は「一枚仕立ての白いシャツをさらりと着こなすため」、彼女は「白のTシャツをピュアな印象で着こなすため」。いつかそんな装いで会えることを願って。若い頃からずっと、上質な一枚仕立ての白いシャツを、まるで自分の肌の一部のようにさらりと着こなす、そんな大人の女性に憧れていた。いつかは私も、と試着を繰り返し、結局、泣く泣く諦める、そんなことが続いている。若いときは自分自身がピュアでフレッシュだから、等身大で白シャツも着こなせるけれど、大人にとっての白シャツはまったくの別物。着る人自身に知性とエレガンスが備わっていなければ、白の気高さに完敗、圧倒されるばかりだ。ましてや、くすんで乾いた肌では白いシャツを自分の肌の一部のように、なんてとうてい無理だ。この話をメーキャップアーティストの友人に話すと、「じつは私も。白いTシャツですら躊躇するようになった」と言う。なんでも、その差をじわりと感じはじめたのが30歳のころ。多忙な毎日のストレスが肌に影を落とし、艶まで奪われようになってからだという。同感だ。そのとき彼女と交わしたのは、“白”にふさわしい透明感のある艶肌を目指し、毎日コツコツ、スキンケアだけは続けていこう、そんな小さな約束。私は「一枚仕立ての白いシャツをさらりと着こなすため」、彼女は「白のTシャツをピュアな印象で着こなすため」。いつかそんな装いで会えることを願って。

安倍佐和子

安倍佐和子ビューティエディター/美容ジャーナリスト

化粧品会社、出版社勤務を経て独立。女性誌や美容誌で編集・執筆活動を続けるほか、広告、マーケティング、トークイベントなど多方面で活躍。ホメオパスの資格を有し、フィトテラピーアドバイザーのスキルも。モード系メイクからサイエンス、ホリスティック系まで得意分野は多岐にわたる。著書に「人と比べない美人力の磨き方」(講談社)がある。

Instagram:@rebecca1224sawako